当ブログについて
こんにちは!
「すぐそばにある日常」の管理人であるMacKeyと申します。
本ブログでは、『まんがタイムきらら』(芳文社)の作品を中心に、オススメの「日常系」や「百合」作品を感想などを交えつつ紹介していきます。
2022年にTVアニメ化された『ぼっち・ざ・ろっく!』(芳文社/著者:はまじあき)により再び注目を集めることとなった「きらら」及び「日常系」作品。
映像化された作品が注目される中「映像化されていないだけで独自の魅力をもった作品は数多く存在することを伝えたい!」という厄介なオタク心を押さえられなくなったことが本ブログを立ち上げた経緯になります。
電子書籍の普及により、絶版となってしまった作品にも手軽に手が届く便利な時代になった今だからこそ、本ブログの存在が埋もれてしまった幾多の名作にアクセスするきっかけの内の一つになれば良いなという思いを込めて『”すぐそば”にある日常』という名前にしました。
作品紹介に関しては、新しい知識や見方を仕入れ次第記事に反映していくように心がけていますが、1つの作品を熱心に研究されている方と比較すると、知識量や理解の深さは遠く及ばないことは重々承知しています。作品に触れるきっかけになれば良いと、解説で手を抜いているつもりはありませんが、やはり一人で複数の作品を紹介するとなると限界もあるので、ぜひコメント欄などで皆さんの知識や感想を書いていただけると嬉しいです。
というのはちょっとした建前です
本当のことを話すと大学を卒業後、教員となった私は保護者からのモラハラ、上司からのプレッシャー、etc.により半年を待たずに医師からうつ病を言い渡されることに…
今では心も少し落ち着いてきましたが、今度は途方もない無気力感や持て余した時間と格闘することになり、このままではマズイと思い唯一の趣味であった漫画で何かできることはないかと思い立ったのが本ブログを立ち上げた本当の経緯になります。
現在、思い悩んだ末に元の職場に復帰した関係で、元々遅かった更新頻度がさらに遅くなりましたが、今後も趣味の一環として細々と続けていく次第であります。
そしてさらに月日は流れ……
※2024年10月13日更新
気が付けば本ブログを開設してから1年以上が過ぎていたが、その間にブログに対する考え方、自身の「オタ活」の在り方にも変化があったのでここに記そうと思う。
TVアニメ『きんいろモザイク』(芳文社/著者:原悠衣)の視聴以降、単行本やグッズなどを購入するようになり俗に言う「オタク」になって早10年以上が経過した現在、私にきんモザをはじめとした深夜アニメを薦めてきた幼馴染はとっくにオタクを卒業し、共に教職員を目指し切磋琢磨してきた大学時代の友人たちからは結婚報告も上がり始めた。
変わっていく友人たちを横目に漠然と時の流れの速さを感じたと共に、自分の人生に対する焦燥感と今後の生き方への不安がじわじわと押し寄せてきた。特にこの年になるまで半ば惰性的に続けてきた「オタ活」との向き合い方には今も悩まされている。「現実」と「オタ活」のどちらに舵を取ればいいのか迷っているのだ。いや、本心ではとっくに答えは出ていた。私は現実を生きなくてはならなかった。オタ活は人生に彩を与えるものであって、人生そのものではないはずだからだ。今、超えてはならない一線のすぐ目の前にいる、まだ引き返せる場所にいる、少しづつだが確実に私はオタクの第一線から退こうとしている。上記で本ブログについて、隠れた名作を知ってもらうきっかけになればという大層な目標を掲げていた私だが、実際は本ブログを開設した時点でオタ活への情熱は衰退期を迎えていた。
だがそこで別の問題が生じてきた。引退すること自体はいい、しかし、辞めたら一体どうなってしまうのか。いつか興味をなくし、本やグッズを手放し、知識も年齢を重ねるごとに薄れていき、そして最後に何が残るのかと思うと急に恐ろしくなってきたのだ。今まで注いできた情熱、時間、金は一体何だったのかと。
だから私はせめて「私の記憶、私というオタクが確かに存在していた証」をここに残したいと思うようになった。(オタクのソリダス)
出典:『METAL GEAR SOLID 2: SONS OF LIBERTY』
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漫画紹介ブログとして開設した本ブログだが、今後はこの方針で運営していくにあたり、作品紹介だけではなくコレクションの紹介や記録用としての漫画やTVアニメの感想記事も投稿していこうと思う。こんな場末の個人ブログに漫画の紹介記事目当てで訪れていた人は極少数だろうが、上記の方針転換にご理解いただけると幸いです。
最後に
まんがタイムきららの掲げる「希望」「夢」「勇気」「ときめき」から遠くかけ離れた挨拶となってしまいましたが、今後ともお付き合いいただけたら幸いです。